ナルメル王の粘土板のパレット。
A面
5200年ほど前の作品です。一番上の部分に王の名前があって、そのそばに二つのハトホルの頭があります。上エジプトの長く白い王冠を被っている王の姿がパレットの部中央部をしめています。王は右手に高く棍棒を持ち、左がわ にいる捕虜を打ち据えようとしています。これは象徴的な雄牛姿勢で、エジプト芸術に、絶えず、現われ、ローマ時代まで続きました。ファラオの服装をしたローマの皇帝でさえ、同じように敵をうつ姿をしています。
B面
エジプトを統一した南出身ナルメル王のしょうりがここで語られています。一番上には、二つのハトホルの頭にはさまれているのはナルメルの名前です。その下に王自身がいます。ここで彼は下エジプトの赤い王冠をかぶっています。彼の後ろにはしきたりどおりに、ずっと小さく、王のサンダルを持っている者が歩いています。彼の名前には4つの川のはたがあります。これらは敵に対するしょうりを表しています。その敵は首を切られて、その頭が彼らの足の間に見えています。パレットの中央をしめているのは、二匹の絡みあっている蛇、ヒョウで、がわ の紐でつながれています。首と首との間があいていて、そこには緑のスミのようなけしょうひんが塗られています。このヘビーヒョウと言った動物は、メソポタミア 芸術 がナイルけいこくに早くからえいきょうを与えたことを示しています。パレットのそこの部分には、王が雄牛として示されています。敵の部分のかべをうちこわしています。ファラオの王室の称号の一つに「ホラスは強い雄牛。北と南の神9」というのがあります。
イサーム ガラール日本語ガイド。
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